予定通り、本日帰省しました。
いつものように、新幹線で新大阪まで行き、
いつものように、新快速で尼崎まで行き、
いつものように、普通電車に乗り換えて甲子園口まで行こうとしたその時、
…宝塚線(福知山線)が動いてない…。
改めて、事故の身近さに思いを馳せてしまいました。
自分は神戸線やから直接関係ない、とはいえ。
しかも後日談として、今日母親から聞いた話ですが、
事故が起こった車両のすぐ後ろに走っていた特急北近畿に、
うちの祖父母が乗ってる可能性があったとのこと!
さすがに身震いがしてしまいました…。
実際はうちの母親が寝坊したせいで、一本あとの電車になったのもあり、
問題の北近畿の車掌が機転を聞かして二次事故を回避した事もあり、で
とりあえず安心。
さて、そう言う話を耳にすると、
改めて、人の命は呆気無いものだな、と思い知らされます。
今回の事故にしても、
たまたまその日に寝坊して、一本遅い電車に乗ったことで、
事故を免れる事が出来た人がいるわけだし、
逆のケースで不幸にも命を落とした人がいるわけです。
私は昔から、
その辺は全て運命づけられているもの、と割り切るようにしてます。
冷たい言い方になるけれど、
今回事故で命を落とされた方は、例えいつもの電車に乗っていたとしても、
どこかで不慮の事故に遭遇して命を落としていただろう、と考えます。
とは言え、実際に自分の身内を失ったとなれば、
そんな観念なんか一気に吹っ飛んでしまうでしょう。
テレビでも、JR西日本の社長に食って掛かる遺族の方々が写し出されてますが、
それを批判するつもりはありませんし、そんな権利もありません。
だから余計に、遺族の方々で、
「これも運命だから、辛いけれども受け入れていくしかない」
と冷静に答える姿を見ると、心から敬服の念を覚えます。
自分はそこまでなれるだろうか、と思ってしまいます。
少なくとも、
今回の事故車両の運転手を誹謗中傷するのは、全くの筋違いです。
23歳、実地経験11ヶ月、といった面が必要以上にクローズアップされていますが、
それはあくまで結果論でしかないわけで。
彼もまた、企業の倫理の犠牲者であるのだから。。。
もう一つついでに、
事故発生直後に、JR西日本側が破砕痕、すなわち「置き石」の可能性を示唆したこと。
あれには正直、反吐が出そうになりました。
自分がJR西日本の社員だったら、と思うと悲しくなりますね。