「自己中心で刹那的−日本の高校生 米中に比べ際立つ低さ」
今朝の「とくダネ！」のオープニングで取り上げられていた話題。
産経新聞にも一面で掲載されてました。
感想としては、
「将来に夢を持てないなんて…」という寂しい気持ちと、
「そこまで目くじらを立てることでも…」という気持ちが半々。
これも私自身がＲ２５世代という中間の年齢層に属しているから、でしょうか。
自分も結構刹那主義的なところもありますし。
だって今という時間を楽しめない人生なんて嫌でしょ？
ただ、国歌・国旗への関心の薄さを、「自己中心的」と捉えるのは、
ちょっと違うような気がします。
以下、国歌・国旗教育について、徒然なるままに。
国家観は人それぞれですから、
「日本人であることに誇りを持て！さもなくば日本から出て行け！」とまで言うつもりはありません。
でも最低限、日本国籍を有している以上は、
「日本」という国家に所属していることを自覚して行動してください、ということです。
それは高校生だからといって、許されるものではありません。
国歌・国旗というのは国際的に最低限のマナーが存在する訳で、
不心得な者がそのマナーを破ることで、ひいては日本国の国際的評価の低下に繋がります。
従って、国民への国歌・国旗の教育は、国家利益の観点から必要最低限のことです。
その観点から言えば、
「軍国主義を連想させる」という精神論だけで国歌・国旗教育を排除するのは、
全くのナンセンスです。
最近はこの左派的な論調も少数派になってきたような気がしますが。
また、「日本人全員が愛国心を持つべき」という論調も、それはそれで極端です。
第一、愛国心なんて義務教育で教えるべき内容のものじゃないはず。
（もちろん、愛国心を持つこと自体を否定する訳ではない。）
まあ新聞・マスコミが、独自色を出す為に極端な論調に走りやすい、
というのは分かっているんで別に良いんですが。
ちなみに記事の調査結果から、
君が代の歌詞を知らない高校生が少なからずいるということは、
教育が不十分である、と言われても仕方ありませんね。
別にどっかの国歌みたいに、歌詞が20番まである訳じゃないんだから（どこだっけ？）
１回ちゃんと教えられれば大体は覚えるでしょ。
国家行事やスポーツの国際試合でも耳にしているはずだし。
私は中学生の頃から君が代は歌えましたよ。
校歌は歌えませんでしたが。。。
